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海底ケーブルの歴史

作業前の安全確認

日本でただ一つの
海底ケーブル史料館

海底ケーブルの誕生

1851年、英国人ブレッド兄弟によってドーバー海峡に世界最初の海底ケーブルが敷設され、通信の障壁としてたちはだかっていた海洋を征服する第一歩がしるされました。
以後、英国を中心として世界海底ケーブル網は逐次発達し、1871年にはデンマークの大北電信会社が、長崎~上海、長崎~浦塩間のケーブル2条をわが国に陸揚げしました。翌1872年、これと連絡する東京~長崎線建設の際、関門海峡に海底ケーブルが敷設されました。これがわが国政府による最初の敷設であり、今年で140有余年になります。

海底線史料館

どれほどの言葉や情報を繋いできてくれたのでしょうか。明治29年建造の洋風建設による赤レンガ造りの史料館はそれ自体が明治の貴重な遺産。中には、明治29年~昭和42年頃まで使用されていたケーブルのサンプル、移動装置、附属工具・敷設船の模型、舵輪、乗務員の制服など明治時代から受け継がれてきた様々な海底ケーブルに関する一級史料が展示されています。

ケーブル陸揚げ(渚部)

※ 長崎市西泊町NTTワールドエンジニアリングマリン(株)内